【ソウル18日聯合ニュース】初恋の人が結婚するという話を聞くと、30代はユン・ジョンシンの「君の結婚式」を口ずさむところだが、10代ならば、BIGBANG(ビッグバン)メンバー・SOL(テヤン)の「ウエディングドレス」になるのだろうか。
昨年ソロデビューとなるミニアルバムを出し、「僕だけ見つめて」をヒットさせたSOLが、初シングル「ウエディングドレス」をこのほどリリースした。人気アイドルグループのBIGBANGは昨年11月の正規セカンドアルバム発表後、V.I(スンリ)とG-DRAGONに続き、SOLもソロ活動を展開している。
斜めにかぶった黒い帽子の下の顔はやつれて見えたものの、目元が印象的な笑みと横を刈り上げたモヒカンスタイルの頭、シンプルなピアスが妙にしっくりくる。SOLはBIGBANGメンバー中、口数が少なく物思いにふけるタイプとされるが、17日のインタビューにも、真剣で落ち着いた態度で応じてくれた。このところよく眠れないのが悩みだというSOL。翌日のことを考えると眠れなくなる。放送などで初出演の時はいつもだという。
今年を振り返ってみると、悩みが尽きない年だったが、ぐらつく気持ちを固めることができたと明かした。「韓国と日本を行き来しせわしなく活動を続け、自分が今何をしているか分からなくなる時も多かった。メンバーが別々に活動し、1人で(共同生活先の)宿所にいると、『何のために歌を歌ってるんだっけ』とひとしきり苦しくなった。でも結論は、自分のためだということ」。
改めてマインドコントロールをし、今回のシングル盤作業に没頭することになった。初めて作曲にも携わった。シングル盤の2曲はプロデューサーのテディとの共同作業だ。タイトル曲「ウエディングドレス」と収録曲「Where u at」はR&Bベースの楽曲。感性に訴えかけるメロディーラインとグルーブ感のあるビートに、小さな動きでも大きく見せることのできる彼のダンスがぴったりはまる。
「ウエディングドレス」には、ひそかに心に抱いていた女性を別の男に送る心情が込められている。SOLはデビュー当時、女の子と付き合ったことがないことでも話題になった。恋の経験がないアイドル歌手がその気持ちを表現できるのだろうか。
「恋愛経験がないという話はさすがにきまりが悪い。歌詞の内容は片思いだ。彼女はいなかったが恋人になれなかっただけで、片思いも初恋もあった。歌の感性は十分理解できる」。時間的な余裕がないという言い訳で誰かを受け入れる余裕を持たなかったが、恋を夢見ることは変わらないと、目元で笑う。
V.IとG-DRAGONのソロ成功は刺激になったのだろうか。SOLは、ソロ成功への重圧よりも、自分が気に入った音楽、感性が息づく音楽を披露したいという気持ちが大きかった。その意味で「僕だけ見つめて」「ウエディングドレス」とも、寒い日に似つかわしい温かさがあるという。グループでは明るい歌が多いため、ソロでは感動が伝わる真剣な音楽をしたいと考えている。
芸能界でBIGBANGの影響力は大きいが、SOLはいまだにBIGBANGがホットイシューになることにぎこちなさを覚え、どこにもついて回るカメラを意識することも疲れを感じている。
アイドルグループの平均寿命は5年足らずといわれる。当然、グループと自身の未来についても考えたことがあるだろう。この質問に彼はやや間を置いてから、「メンバーが今のように音楽が好きで関心を持ち続ければ、ソロで各人のカラーを追及しながら、BIGBANGとしても曲を発表していくだろう」と答えた。彼個人としては、影響力を持つようになれば良い趣旨の舞台に立ち、周りの人々を助けたい。そして、「ぼくがマイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダー、ボーイズIIメン、ビヨンセーメンを理由なく好きなように、人々から理由なく好かれる歌手になりたい」。
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