【東京7日聯合ニュース】フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルを優勝で終えたキム・ヨナが6日、会場でのインタビューで、今季を振り返るとともにオリンピックへの意欲を示した。
今年は出場した全大会を優勝で飾った一年だった。キムは「世界新記録も立てた一方で、最悪のプログラムもあった。判定問題などさまざまなことを経験した気がする。学んだことが多いシーズンだった」と語った。今回のファイナルでは、初日のショートプログラム(SP)でコンビネーションジャンプがダウングレード判定され2位スタートとなり、フリーでも2回のミスを出し、日本の安藤美姫の結果待ちという、苦しい展開に置かれた。SPでのダウングレードについては、演技をよくよく見返しても問題はなかったとして、判定に不満をもらした。それでも大会をきちんと終えるには早く忘れるしかないと気持ちを切り替え、フリーまでは引きずらなかったという。フリーでも技術点が危なく、不安になったが、「わずかの差でも勝てて幸い」と振り返った。
大会前には、緊張感の調節を課題に挙げていた。全般的には大きな緊張はなかったというが、競技前の練習でのジャンプミスや、スケート靴のエッジの損傷などはやはり影響した。「今すぐ、どこに気を遣うということは考えていない。練習はしても競技で見せられないものは多い。うまくできる部分は維持し、練習と全く同じ演技を出来るよう努力しなければ」と覚悟を語る。
キムは今年を、オリンピックを翌年に控え、さまざまなことを経験した一年だったと総評。ベストの競技には世界選手権を、最も大変だった競技には昨年12月に韓国で開かれたGPファイナルを挙げた。国内初の国際大会とあって、重圧感も大きかったため。韓国では観戦文化が根付いておらず、熱烈な応援に当惑もした。国内ファンに対し、「フィギュアは応援よりは観覧をするスポーツ。わたしの演技に集中してもらえるとありがたい」と率直な気持ちを明かした。
これからは、来年2月のバンクーバー五輪に焦点を合わせる。「常にコンディションを維持するのは難しいが、リズムを上手く調節していかなけれれば。何よりも健康な体で臨めるといい。心理的な負担を払いのけることは、その瞬間にかかっている気がする」とキム。五輪用に新たなエキシビジョンのアイデアも考え始めている。今の願いは、五輪競技後のニュースで彼女の名に「オリンピックチャンピオン」とついていることだ。
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