【ソウル13日聯合ニュース】カン・ヘジョンは今や、恋愛映画の常連女優だ。「恋愛の目的」をはじめ「とかげの可愛い嘘」「ラブフィクション」「キルミー」など、恋愛をテーマとする作品に頻繁に出演している。
最新作「ガールフレンズ」も、その一つだ。ラブコメディーには初めて挑戦するが、彼女の演技にぎこちなさはない。演じた役はジンホ(ペ・スビン)のことが好きな29歳の会社員、ソンイ。ストーリーは、ジンホに恋する3人の女性、ソンイ、ジン(ハン・チェヨン)、ボラ(ホ・イジェ)の友情と恋愛について描いている。
ヒップホップユニット・Epik High(エピックハイ)のタブロと10月に結婚したカン・ヘジョンは、クランクイン当時は妊娠5週目。撮影が思いのほか順調に進み、つわりもほとんどなかったため演技に支障はなかったが、妊娠初期に現れる眠気を追い払うのは大変だったという。
ソンイについては、「同い年という以外は似ている点がない」と語る。結婚し、妊娠中の自身とは異なり、ソンイは仕事をやめ、お見合い結婚でもしようかと悩んでいる。また、同じ男性を好きになった人たちと親しくなるという点も共感し難い部分だった。
1998年にSBSドラマ「ウンシリ」でデビュー後、映画「オールド・ボーイ」のような作家主義の作品から「トンマッコルへようこそ」のような大衆映画や恋愛映画に至るまで、多彩な作品に出演してきた。いつの間にか演技は円熟の境地に近づいたが、当の本人は、その円熟さがあまり良いとは思っていない。新人のころほうが今よりはるかに演技に覇気があったと振り返る。
「当時は演技についてよく知りませんでしたが、火のように熱く演技し、絶壁に打ち付ける波のように走り続けていました。今は演技のテクニックは確実に向上しましたが、以前のような情熱はありません。どうしてなのかは分かりませんが…。また良い作品に出会えれば、活火山のような作品を作り出せると思います」。
しかし、演技のせいで傷ついたことも多々あった。特に、ベッドシーンは彼女にとって消せぬ傷跡となった。インターネット上には肌を露出したシーンだけが出回り、演技に対する純粋な情熱として受け止めてもらえず、嫌気がさした。また、そうした状況でも、うわべでは傷ついていないふりをしなければならないことにやるせなさも感じた。今後はベッドシーンは撮りたくないと考えている。
20代は演技にまい進してきたカン・ヘジョンも、来年は三十路に突入する。見習いたい俳優がいるかと尋ねると、ケイト・ウィンスレットを挙げた。作品を実にうまく選択し、面白そうだと思えれば、たとえ助演でも出演する姿が信頼できるためだという。
「年齢にふさわしい、自然な女優になれればと思っています。ケイトのように大衆に信頼を与える女優を目指したいですね」。
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