2009년 12월 4일 금요일

よしもとばなな「人を癒やす小説書きたい」


【ソウル3日聯合ニュース】「キッチン」「アルゼンチンババア」などで韓国でも幅広く人気を集めている日本の小説家、よしもとばななさんが「ひな菊の人生」の韓国出版に合わせて訪韓した。

 訪韓は昨年に続き2回目。3日にソウルの飲食店で記者らと会い、「いつも人を癒やす小説を書きたいと思っていた。文化的で偉大な作品ではなくても、傷を負った人々の助けになる作品を書こうとしている。若者や年にこだわらず生きていくのが簡単でないと感じている人々にとって、自分の小説が薬になれば」と語った。
 日本で2000年に出版された「ひな菊の人生」は、他の作品と同様に傷と癒やしのメッセージを盛り込んでいる。幼いころに母の死を目撃した少女ひな菊が、友人ダリアの支えを受けながら傷を癒やし、ダリアの死までも受け入れるようになるまでを独特の繊細な文体でつづっている。
 よしもとさんは、韓国も同様だろうが日本の若者は希望を持ち難い状況に置かれていると述べ、自分が小説を書き始めた20年前、同作を書いた10年前に比べ、状況がはるかに悪くなったと説明した。その上で、「こうした時代には癒やしのメッセージを込めた文が必要だと思う」と改めて強調した。
 同作は「アルゼンチンババア」「ハードボイルド/ハードラック」と同様、著名なポップアート作家の奈良美智さんがイラストを担当した。友人の2人は頻繁に会い、一緒にストーリーを作り上げたという。よしもとさんは、「登場人物の名前も一緒に決めたし、ダリアは奈良さんの以前の恋人をモデルにしている」とも紹介した。
 6年前に出産して以来、自分の作品世界が大きく変わったことを実感するという。「若いころに書いた作品が若さの中で悩む人々に合うとすれば、今の作品はもっと年代が高い人々にも行き届くと思う」と語った。

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